事務所名をどうつけたか

事務所名をどうつけたか

名付けは大変です

 名前をつけるのは本当に大変です。
何が大変かというと、一度つけた名前はかんたんには変更できないのに影響が大きいからです。
子どもの名前やペットの名前、チーム名など、名付けの機会は色々あるとは思いますがその大変さは納得共感していただけるのではないでしょうか。

事務所名は自由につけることができます

 私の事務所名は「ディートラスト」です(正式な登録名称は「社会保険労務士事務所」がつきません)。
 社会保険労務士事務所の多くは「代表者の名前+社会保険労務士事務所」なのですが、今回はなぜ事務所名を「ディートラスト」にしたか、というお話です。
   
 社会保険労務士は開業するにあたり事務所所在地の社会保険労務士会に登録しなければならない、と社会保険労務士法第25条の29に定められており、社会保険労務士会に開業の登録をするまでに事務所名を決める必要があります。

ですが私の場合、業務プランをどうするかばかりに一生懸命で、いざ開業登録をする、というときまでまでは事務所名まではっきりとは考えていませんでした。

 そこで開業登録の際に事務所名をどうしようかとあれこれ悩んだわけですが、「德竹社会保険労務士事務所」だと漢字が長く続いて堅苦しいイメージなのが少し気になり(そもそも「社会保険労務士」という名称が他士業と比べて文字数が多い!)、ならばどうしよう、と悩むことになりました。
 
 参考にと街で見かける屋号を思い出すと医院などは苗字のほか地名駅名を屋号に入れることが多いようなのですが、例えば「稲田堤社会保険労務士事務所」「中野島社会保険労務士事務所」「生田社会保険労務士事務所」など地名を入れると、高津年金事務所とまちがって年金や社会保険の手続きに訪れる人がいないとも限りません(…考えすぎ?)。それにそもそも漢字が長く続くことが解決されていません。 

「ディートラスト」の由来

 そこであれこれ考える中で、自身の出身地である長野県(長野県、信濃の国)にちなんだ事務所名はどうかと思い付きました。
 とはいえここ神奈川で「信州社会保険労務士事務所」「信濃社会保険労務士事務所」を名乗るのは信州や信濃を代表するようでさすがに気が引けますし、いささか唐突でもあります。 
 
 そこで「信濃」の「信」を英語にすると「Trust(信じる)」、「濃」は「Deep(濃い・深い)」なので、それらを組み合わせて「ディープトラスト」、さらに語感をスムーズにして「ディートラスト」とすることにしました。
 士業として開業するにあたりお客様に信頼していただける仕事をしたい、と思っていましたので、これは事務所名にふさわしいのではと思いました。

事務所名は決めたのですが

 事務所名は決めたつもりだったのですが、「これで行く!」と断言するには不安が残ります。
 そういった不安を少しでも解消するために、WEB上にある「社名判断」で事務所名を占ってみることにしました(以下の占いの結果は大意はそのままで文言等を変えてあります)。


 
 とあるサイトの占いの結果

  「生活によりそった商品であるならしっかりとした信用を築くことができるでしょう」

これは社会保険労務士事務所にとって「よい名前」といってよいですよね?